抜け毛の基礎知識

1日にどのぐらい髪の毛が抜けると異常なのでしょうか?
ここでは、髪の毛が生えてから抜けていくまでをまとめていきます。

毛の一生

まず、髪の毛はどのように伸びるのでしょうか?
いつの間にか生えてきて、伸びたと思ったら知らない間に抜けていく。

そんな髪の毛ですが、それぞれ1本1本に成長サイクルがあり、
「成長期→後退期→休止期」という状態を繰り返しています。

成長期

毛根にある毛母細胞が、送られてきた栄養分を使い、髪の毛を育てていきます。
頭皮の外側まで伸びた部分の髪の毛のことを「毛幹」といい、
男性は2〜5年・女性は4〜7年の間成長していきます。
この髪の毛が毛母細胞によって成長していく期間を「成長期」といいます。

後退期

成長期が終わると、弱った毛母細胞は髪の毛に栄養分を送らなくなります。
そして毛母細胞が弱ったことにより、頭皮の下にあった毛根が徐々に頭皮の上へと
押し出されます。
この毛母細胞が弱って、髪の毛の成長が止まった期間を「後退期」といいます。

休止期

後退期が終わると、毛母細胞は活動を完全に停止します。
その間(約3ヶ月)に、その毛母細胞によって成長した毛は、完全に抜けてしまいます。
この毛母細胞が完全に休止している期間を「休止期」といいます。
毛母細胞は約6ヶ月程の休止期間をとった後、再び成長期へとはいります。

自分の髪の成長サイクルは正常でしょうか?
成長期が短くなってしまっていないか、専門家に見てもらってはいかがでしょう。

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抜け毛=薄毛・ハゲになる?

髪の毛はどのぐらい生えているものでしょうか?
答えは、日本人だと約10万本前後の髪の毛が生えています。
しかし、そのうちの約10%にあたる1万本は休止期状態です。

次に、髪の毛は1日にどのぐらい抜けるものでしょうか?
答えは、人間だと通常1日に100本ぐらいの髪の毛が抜けます。
1日に100本前後の抜け毛であるならば、薄毛やハゲの心配をする必要はありません。

しかし、髪の成長によくない状態が続くと、
抜け毛が増えたり休止期が長くなったりする為、
「増える量 < 抜ける量」となり、薄毛へとどんどん進行してしまうのです。

髪の成長によくない状態とは、どのような状態でしょう。

薄毛の原因としてよくある状態をまとめてみます。
ホルモンバランスが崩れた状態
髪に栄養が行き届いていない状態
頭皮の皮脂が毛穴に詰まりすぎている状態

どの状態もセルフチェックでは難しいので、専門家の意見を聞く事が大切です。

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薄毛・ハゲになる前に!

人間は1日に100本ぐらいの毛が抜けることが普通である為、
自然に抜けることを「自然脱毛」といいます。

自然のサイクルで抜けているだけでは薄毛やハゲになるはずがなく、
正常なサイクルから外れて大量に抜ける「異常脱毛」が発生することにより、
薄毛やハゲへと進行していくのです。

しかし、薄毛が始まったからといって、いきなり大量に抜けることはありません。

それでは、初期段階の異常脱毛と自然脱毛の違いは、
どのように見分ければいいのでしょうか?
答えは、「毛幹の違い」と「異常脱毛の前触れがあったかどうか」
2点から見分けることが可能です。

毛幹の違い

自然脱毛の場合、正常な抜け毛の為、1本の抜け毛の太さが大体同じになっています。
しかし、異常脱毛の場合は、
毛幹の端(抜け毛の先端)へ向けて毛が細くなっていることが多くあります。

異常脱毛の前触れ

異常脱毛が発生する際には、いくつかの前触れがあります。
フケの異常発生
頭皮のつっぱり
頭皮の炎症など

抜け毛や頭皮の様子をしっかりと観察することにより、
1日でも早めの薄毛・抜け毛対策が出来るように気をつけましょう。

セルフチェックで済ませず、生活習慣の改善などの予防の意味もこめて
専門家にみてもらってはいかがでしょうか。

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